2017年4月21日金曜日

ファンタスティック・ビースト:ゴースト新聞

映画「ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅」。

最近の映画は、場面が目まぐるしく変わります。
しかも一瞬の映像の断片に込められた情報は結構てんこ盛りです。

映画館では到底追えない情報を見つけて楽しめるのが、ビデオのだいご味。
今回は上記映画の一場面を見てみましょう。
映画は冒頭で、魔界の情報紙のトップ記事を次々に伝えます。
そのひとつ、「The New York Ghost (ニューヨーク魔界新聞?)」
がこれ。


















日本語吹き替え版であっても、こうした画面では字幕が必要。
そして字幕は、1秒4文字までという尺の限界があるため、
ここでは新聞の大見出しとその小見出しだけが字幕になっています。
さらに小さな見出しには、
European Aurors Ready to Fight (ヨーロッパの魔法使いは臨戦態勢)。



次の写真はハリーポッターが学んだホグワーツ魔法学校の新聞です。
大見出し:「ホグワーツ魔法学校は安全対策を強化」
他の見出しには:
左に社説「グリンデルワルトの脅威」、右に「魔法省、民衆に高まる恐怖に対応」。
下のほうには、「ダイアゴン通りで盗み」少し右に「人間(Muggle)を困らせてこのままですむのか?」とあります。







このほか、多数の「魔界メディア」が登場。
「魔法使い(auror)」向けの広告も多数出てきます。占い、お酒、魔法杖など、
「魔法使い」たちの日常生活をうかがわせる「小道具」情報が散りばめられています。

ビデオ一本を見倒す、とでもいいましょうか…
制作者たちの細かいこだわりを発見する楽しみも映画のもつ魅力です。




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